ベランダでビール

Home > スポンサー広告 > スポンサーサイトHome > 日々のこと >

--.--.-- -- スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013.02.27 Wed

自転車でふらふら走っていたら、
一台のローバーミニが横を通り過ぎて行った。

鮮やかな黄色いボディは見るだけで幸せな気持ちになり、
クラシックなスタイルはなぜかワクワクさせてくれる。

最近の車を見てもまったくときめかないのは、
この時代の車との違いなのか、
今の時代に乗っているオーナーの車への接し方の違いなのかと言えば、
ひょっとしたら後者なのかもしれないと思った。

使い手が道具の質感を左右するのかもしれない。

・・・・・・・・・・
同じ日に信号待ちでおっさんが乗る一台のヤレ気味のランドナーを見た。

信号が青に変わるとそのランドナーはゆっくりと走り出し、
僕は後ろから付いていく。

少し抜きたくなるようなペースだったが、
間もなく差し掛かった坂道で
ダブルレバーをシフティングしたそのランドナーは、
そのままのゆったりとしたペースで走り去っていった。
「くっ。枯れた背中が渋いじゃないか・・・」

立ち漕ぎをしながらその背中を見送った僕は、
なぜかとても充実した気分だった。

人と道具のよりよい関係が見えた気がした。

・・・・・・・・・・・
ひとつの道具と長く付き合い続けることは簡単そうで難しい。

新たな価値観や、飽きや、世の中の流行り廃りによって、
道具との距離感はいつでも変則的だ。

そんな中でもひとつの物を好んで愛用する人に、
僕は憧れる。

新しいものはそのうち古いものになり、
古いものはより古いものになっていく。

その過程を共有していくことにより、
道具の質感は向上するのかもしれない。

Comments

name
comment
comment form
(編集・削除用) :
管理者にだけ表示を許可
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。