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2012.08.31 Fri ラジオ話

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少し前に知り合いのカブ乗りが真空管のラジオを手に入れ、
それがキッカケで自分の手持ちのラジオに興味をもった。

こいつはいつ頃のラジオであろうか・・・。

古い物とはわかっているけど、
こいつが生まれた時代背景なども含めて知ってみたいと思った。

まずこのラジオは7石のトランジスタラジオである。
トランジスタラジオは東京通信工業(現ソニー)が、
1955年ごろに発売したのを機に、
爆発的に普及したようだ。

ホンダがカブで急成長したのであれば、
ソニーはトランジスタラジオで急成長した企業と言ってもいいのかもしれない。

真空管ラジオと違うところは、
小型化が可能で、消費電力も小さいところであるようだ。
小さな女性を「トランジスタガール」と呼んだりもしたらしい。

日本ではまだまだ高価だったラジオも、
アメリカでは若者の間で普及していたようで、
当時ポップカルチャーの中心的存在であったプレスリーの音楽などは、
大人は聴くに耐えなかったようで、
トランジスタラジオを子に与えることにより、
喧しさから逃れることができたらしい。

60年代のラジオは日本では完全にトランジスタ化されたようだ。
今でも現役の真空管ラジオを愛用している人はすごいな、と思う。

そしてこのラジオはいつ頃のものなのか。
なかなかどうして資料が乏しいのである。

僕は1950年代から60年代の物が比較的好きだ。
この頃のモノはコスト削減よりも、
技術力を前面に出し、
日本のものづくり文化の礎を築き上げた時代だと思う。

それは58年に登場したスーパーカブC100を見ると誰もが納得するであろう。
あの質感の高さは、
僕が所有しているC90の最終型では表現できない何かが備わっている。

・・・・・・・・・・
このラジオの型番を調べてみた。
ラジオマニアのホームページなどがヒットするが、
いつの年代のものなのかがまちまちである。

60年代前半のモノ、
後半と表記してあるページもある。

確実に言える事はこいつは1971年以前のモノであるということ。
それまでの周波数は現在のキロヘルツではなく、
キロサイクルと表記されていた。
キロヘルツと言われるようになったのは1972年以降である。
このラジオはキロサイクル表記であることから、
そのように考えられる。

7P-40CATA.jpg

同モデルと思われる当時のカタログだ。
しかし左下の「GT」の文字がないのがなぜなのかは、
今後調べる必要がある。

5500円。
当時の大卒初任給を考えると、
比較的高価な物ではないだろうか。

まだまだ自分にとって未知のラジオだが、
ちょっと調べるだけで興味深いことはわんさか溢れ出てくる。

・・・・・・・・・・
カブも初代以降半世紀以上も乗り続けられている。
幸運にも僕は色々な年代、年式のカブ乗りと知り合うことができた。
自分の知らない奥深いカブの世界を知っている人たちばかりである。
今は生産拠点が中国に変わったが、
新しいオーナーが出続けるかぎり、
新しい何かを知るチャンスがある。
・・・・・・・・・・

僕のこのラジオは今も現役だ。
これからも優しい音色や話し声で、
くつろぎのひとときを提供してくれるであろう。

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